12月15日に、松阪市の鎌田中学校で開催された「わくわくスクール」において、谷口白羽選手が中学校2年生の生徒9名にトライアスロンの講義を行いました。
「わくわくスクール」は鎌田中学校で平成12年度から、キャリア教育と進路学習の一環として、生徒たちに働くことの意義を学び、感性や創造性を高め、将来の自分の生き方を見つけることを一つの目的として実施されているものです。
今回、谷口選手はプロ・トライアスリートとして、競技の歴史や三種目の説明、ご自身のキャリア、最近の画像(2019年日本選手権)を見ながら競技の説明などを行い、屋外に移動して実際にバイクからランに移るトランジッションの模様を実技で見てもらい、生徒にもバイクの試乗体験をしてもらうなど、和気あいあいの講義内容で生徒の皆さんも随分喜んでいました。
谷口選手からは、特に生徒たちに伝えたいこととして、
「あきらめずに、納得するまで一つのことをやり抜きとおすことが大切なこと。」
「夢を持って下さい。たとえ叶わなくとも、夢に取り組む道が宝になること。」
の二点を熱いメッセージとして語られました。これは、トライアスロンの限らず、生徒たちが成長していく上で心に響いたのではないかと思います。
このような活動を通じて、トライアスロンの魅力が伝えられるのは有難いことです。これからも三重県協会として会員の皆様の活動をサポートしてまいります。
谷口選手、お疲れさまでした。また、このような機会を与えていただいた鎌田中学校や、松阪商工会議所に心より御礼申し上げます。