4月23日(日)、津市のサオリーナにおいて「BLS資格取得講習会」が開催されました。BLSとはBasic Life Supportの略称で、心肺停止・呼吸停止に対する一次救命措置でのことです。正しい知識と適切な措置の仕方を知っていれば、専門的な器具や薬品を使わなくてもだれにでも出来るものです。
講師は日本ライフセービング協会の水川インストラクターと三重の佐々木インストラクター、参加者は三重県トライアスロン協会審判員9名、三重県協会登録選手3名、トレーナー2名の計14名となりました。
資格取得講習会は、講義と実技を計7時間受講するもので、医療関係者やスポーツ関連団体の方だけでなく、高齢者を抱える家庭内や職場も含めた日常生活の中で救命隊が到着するまでの時間に役立つ知識や実技を学ぶもので、今回の講習も非常に中身の濃い、有意義な内容の研修でした。
参加された方々から以下の感想が寄せられています。
「このような講習会にお声掛け頂き、本当に有意義な一日になりました。ありがとうございました。もしもの時に心肺蘇生をやれる自信もつきました。また仲間と一緒に受講したことで、やれる人がいるという安心感も得られました」 (選手の方)
「お疲れ様です。とても勉強になりました。声かけ頂いてとても満足しています。トライアスロンの現場やプライベートでも活躍する知識ですからね。この知識を使うような事が無い方が良いですけど、いざ現場に自分が居合わせた場合、知っているか知らないかでは大きく変わりますからね。これからのも更新(資格を)していくつもりです。」 (選手の方)
「とても実践向きで、わかりやすかったです。まだ手のひら等が痛いですが(苦笑)。AEDの再解析時間も体験できたことは貴重だったと思います。」 (審判員の方)
このような生の声からも、講習会がいかに有意義であったか感じ取れると思います。講義から一つ一つの動作の本質を学び、繰り返し実習する、またいくつかの状況をシミュレーションして訓練するなど、盛り沢山の内容でしたが、講習は効率的に進められました。講習の最後には、実技と学科の検定があり、参加者は真剣に取り組まれていましたので、全員合格し資格を取得されたものと思います。
このような講習は今後も企画しておりますので、皆様のご参加をお願いします。
2023年4月27日
(一社)三重トライアスロン協会広報委員会